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栄養指導日に血液検査の結果が出ていない場合

2016年05月14日 11時50分

  • 氏名:松下怜華
  • 年齢:24歳
  • 職歴:
大学卒業後、個人経営のクリニックに管理栄養士として入職。
1年間は先輩栄養士の栄養指導につかせてもらって見学したり、厨房業務を行ったり、給食管理業務を行っていた。2年目の春から外来で生活習慣病外来の栄養指導を担当させてもらえるようになったところ。主に糖尿病患者の指導を受け持っている。
 
悩み:
個人経営のクリニックで、血液検査が院内検査になっており、HbA1c等検査項目によっては院外に出すため当日結果が出ないものがある。
栄養指導の際、患者様から
「今月は酒を半分に減らしていたから、きっとよくなっているだろうという自信がある。結果はどうなっていますか?これで先生にもがみがみ怒られないと思う」
等と言われることも多いが、オンタイムで結果が出ていない為、患者様の申告に対してタイムリーに評価し辛い。
頑張りが検査結果に現れることで、動機づけしやすくなるが、結果説明が次月になったり日にちがずれると、栄養指導の動機づけが難しい。
逆に不摂生があった場合も、何が問題で悪化したのかという確認や意識付けにもつながりにくい。
 
解決法:

上司を通じて要望を部門会で出してもらいましたが、なかなか院内のシステムを大きく変えることは難しく今後の課題ということになりましたが、ハード面での問題解決、ことさらコスト面の負担が大きい場合は中小規模の施設では難しいことが多いようです。
まず、結果が当日出ない項目を含むものは、診察日ではなく、検査結果説明日に栄養指導を組み込む流れにしました。
結果説明日に栄養指導の予約がうまく入らないケースも多く、その場合は診察日に栄養指導を行うこともありました。
そういうケースでは必ず次月にその月分の評価を合わせて行い、声掛けや励ましを徹底し、検査結果をスルーすることがないようにしました(悪くなっている場合「前月の結果が悪かったことの振り返りをしましょう、、、などの声掛けに対しては「1か月も前のことは忘れた」と言われることも多いので、本人様の発言を忠実に栄養指導票等に記録しておくと良いでしょう)。
また、結果が出ていない時に行う栄養指導では、(特に褒めてもらいたい人は)がっかりされることが多いので、聞き取りよりどちらかと言うとパンフレットやリーフレットなどを用いるなどして、該当疾患の基本的食事療法、例えば糖尿病であれば食品交換表の使用法について説明する場にしていました。
本人様へは「今月は基本的な食事療法について改めてお話ししましょう」といった声掛けをすると導入がスムーズでした。
糖質調整食品(スイーツ等)の試食や、サンプル配布を指導に取り入れるのも効果的でした。
血液検査結果もなく、栄養指導が不慣れな場合、話術だけで患者様を惹きつけるのは難しいことが多いので、パンフレットや媒体を用いると、熱心に耳を傾けてくれることが多いように感じます。