管理栄養士、栄養士の転職で起こる悩み助けます。仕事お悩み解決

複数の栄養士がスムーズに情報共有する為に

2016年05月14日 11時51分

  • 氏名:青木麻衣
  • 年齢:25歳
  • 職歴:
大学卒業3年目の管理栄養士。150床の病院で日々栄養指導やNST業務に従事している。管理職であるベテラン栄養士と2名体制で業務を遂行していたが、糖尿病腎症集団指導を行うこととなり、業務拡大にて春より新卒の管理栄養士が入職し管理栄養士3名体制となった。
 
悩み:
ベテラン栄養士は主に計数会議や委員会等の管理業務に従事しており、栄養指導やNST業務、給食管理業務は殆ど自分に一任されていた。
今まで自分1人、もしくは時折応援に入るベテラン栄養士のみが情報共有できていれば良かった為、申し送りも口頭や簡単なメモだけで十分行えていたのが、複数の栄養士で関わることとなり、周知徹底が難しくなってきている。
栄養士が複数名いても、担当制で日々業務を遂行することから、一緒に同じ業務をこなすことは殆どない。
新卒栄養士入職当初はなんとか朝礼や終礼を行い、申し送りを行っていたが、新卒栄養士が少しずつ仕事に慣れて自立してきた頃から朝礼、終礼を利用した申し送りが難しくなってきている。
 
現在、申し送りは終礼のみで行っているが、その日の勤務状況や業務の進捗状態によっては全栄養士が揃わないこともある。
各自の業務の流れによって、休憩に入れる時間帯もまちまちで仕事中ゆっくり会話を交わすことも少ない。
 
解決法:

日々の業務スケジュールを作成することにしました。
一日のタイムスケジュール表を各自書き込むことで、どの時間にどこで誰が何の業務を行っているか一目瞭然に把握する為です。
それを見ながら、どの時間帯なら話しができるか、打ち合わせることができるか、相談の時間が設けやすいかということが把握できるようになりました。
また、栄養指導やNST対象者については情報データベースを作成しました。
既往歴や家族歴、食事内容、食生活状況、その他注意点など、カルテに書いていない細かい点をデータベース化して管理しました。
栄養指導やNST回診時に知り得た情報等をデータベースに入力しておき、全栄養士が情報を共有化できるようにしました。
データベースを確認することで、栄養指導で聞き取りをする際にも有効活用できました。
例えば、指導担当栄養士が変わる場合など、前担当者が聞き取った内容と同じことを聞くと
「同じことを何度も聞かれる」「情報共有できていない」
ということが不信感につながるケースもあります。
データベースで記載されていることは質問を割愛できるので、聞き取り時間の時短にもつながりました。
当然適宜内容が変わる可能性がある事項(食事内容等)については、都度確認しますが、データベースで情報を共有することで、担当栄養士が変わった場合でも、誰もが共通の認識を持って関わることができて良かったです。
「性格」についても記載するようにしたのも良かったように思います。少し難しい患者様などは「言葉遣いに気を付けないと機嫌が悪くなられる」といった注意事項や、「話しが長くなるので脱線しないように注意」といったようなコメントを残すことで、栄養指導でのトラブルも回避しやすくなりました。
栄養士の人数が増えることで、情報共有できなくなったり、認識のずれが生じやすくなることがあるので、データベース化したりスケジュール表の作成など一目瞭然で把握できる工夫が大事だと思います。